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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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家庭で金融教育を行うことの必要性

あなたは大人になるまでに、家庭でお金の知識を学んだことがありますか?

 

私も含め、おそらくほとんどの方が家庭で金融について学ぶことはなかったのではないでしょうか。

 

世の中は資本主義経済が主流です。小さいうちからお金の感覚を身につけておくことは大切なことのはずなのに、なぜか日本では「お金の話は汚い」というイメージや価値観が先行し、お金の話は人前でしないという方が多いようです。

 

海外ではお子さんが小さいうちから金融教育を当たり前のように実施している家庭が多くありますし、学校教育の中で金融教育が取り入れられている国もたくさんあります。

 

子供の頃からお金の知識や感覚を身につけるかつけないかでは、その後の人生を大きく左右することになります。

自分の子供に対してどのように金融教育をしていくのかというのは、子育てにおける大きなテーマになると思います。

 

■富裕層ほど金融教育に熱心

 

先日、ある記事を読んだのですが、その話には驚かされることが多くありました。

 

その話とは、小学生のうちから株式投資をさせて毎月の時価総額の一定割合をお小遣いとしてあげるというものや、中学生から100万円の元手を運用させて自分で大学の学費を用意させる等といったものでした。

 

日本では大人になっても金融知識が乏しい人が多く、いまだに投資=ギャンブルと思っている方が数多くいます。 

 

日本も含め、世界では今のところ資本主経済義が主流です。資本を持つ人の方が良い立場につきやすいことを考えると、早いうちから金融教育を受けてお金に対する考え方を身に付けるのは必要なことだと思います。

 

■お金をどう使うか、も意識する

 

ある記事で、アメリカの貯金箱の話が紹介されていました。

その貯金箱は、「ハッピー・マネー・ピッグ」というもので金融教育の一環で作られたそうです。
この貯金箱には4つの穴が開けられ、それぞれに

 

「SAVE=貯める」
「SPEND=使う」
「INVEST=投資」
「DONATE=寄付」

 

と書かれているそうです。

 

お小遣いを貯めるうちから、自分のお金がどのように使われていくのか、そして世の中をどのように巡っていくのかを考えることができる仕組みになっています。

 

お金をただ貯めるだけでなく、お金の種類分けをしてお金の使い方まで学ぶことができるのはとても画期的です。

そして、しっかりと「INVEST=投資」としてお金を育てる必要性も考えられるようになっているのは、さすが資産運用大国アメリカですね。

 

■各家庭で金融教育を行うことの大切さ

 

 

海外では上記のように家庭でもお金について学ぶ機会があるほか、学校でも金融教育が行われていたりします。かたや、日本の学校では金融教育は行われていないため、家庭で金融教育を行わなければなりません。

 

すべてを海外の真似をするのが良いかというとそういうわけではありませんが、日本の国がどういう経済状態で、どういう対策が必要なのかということは誰しもが身に付けておくべき教養です。

お子さんのいる家庭では、ぜひ金融教育について話をする機会を持ってみてください。 

 

家庭でお金についての話をするというのは、将来のお子さんの生活に大きな影響を与えることが考えられます。

お金や未来の話を日常的に家庭ですることで、お子さんがお金に対する意識を高め、将来への見通しを立てるようになる可能性は高まることでしょう。

 

 

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