バイデン大統領で世界はどう変わる？
2021年1月20日にジョー・バイデン大統領の就任式が行われました。トランプ大統領による不正選挙宣言や一部支持者の暴徒化などがありましたが、就任式は特段のトラブルなく執り行われました。
（東京新聞より）
副大統領には初の女性・アフリカ系・アジア系であるハリス氏が任命されました。
これでアメリカの政権は共和党から民主党へと移ることとなりました。
株式市場の反応は上々のようです。アメリカの代表的な株式指標である以下3つの指標は全て当日の終値ベースで上昇しています。
NYダウ：+0.83%
S&P500：+1.39%
NASDAQ：+1.97%
厳戒態勢が敷かれたバイデン新大統領の就任式が混乱なく行われたことや、本格化している企業決算の内容が堅調だとして、買い注文が広がったようです。（NHK NEWSより）
バイデン大統領は就任日に早速15の大統領令に署名しました。
主なものに
・温暖化対策の枠組み’パリ協定’への復帰
・メキシコ沿いの’壁’の建設中止
・WHOからの脱退手続きの停止
・イスラム圏などからの入国規制の撤回
があります。
トランプ政権時代のアメリカ第一主義から政策は大きく変わることになりました。
バイデン大統領は国内の移民問題や今後新型コロナウイルスへの対応、中国・ロシアとの関係など
就任演説で「結束」を強く訴えたバイデン大統領が、この困難にどのように対応するのか、アメリカは覇権国としての影響力を維持することができるのかを今後も注目していきたいですね。
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