新卒で生命保険会社に入社した私がワンクエストで活動する理由

こんにちは。株式会社ワンクエストで投資の勉強をしている細川謙一と申します。

ここでは、生命保険会社という金融機関で働きながらも、ワンクエストで投資の勉強をしている背景や私の想いについてお話しさせていただきます。

 

■祖父が家族に遺した100坪の土地

私が金融知識について興味を持ったのはかなり早い方で、中学生の頃だったと思います。
そのきっかけは私が高校3年の時に他界した祖父の相続でした。

私の祖父は、地元の大きな地主の四男として生まれました。
長男は戦争に行き(終戦とともに無事帰還)他の兄弟は会社員や養子、畜産家になったことで、当時1,000坪以上あった広大な土地を私の祖父が1人で農地として手がけることになりました。

生粋の農家の祖父ですが、私が生まれるよりずっと前にある事件が起こります。
今となっては考えられませんが、祖父の両親が亡くなったことで発生した広大な土地の相続をなんと長男(祖父の兄)1人が全て相続してしまったのです。つまり、その広大な農地を祖父は1人で耕して(守って)きたにも関わらず、この時点では1坪ももらえなかったのです。

当時の時代がそうしたのだと思わざるを得ませんが、長男の権力は現代よりも大きく、また戦争に行った唯一の人間ということで誰も逆らえなかったのかもしれません。

そんな広大な土地を相続した長男はロクに仕事もせずに毎日お酒を飲んでいたそうです。そして、私の祖父に口々に言っていたのは「お前にはちゃんとたくさんの土地をやるからな」という言葉でした。私の祖父はその言葉を信じ、その後も必死に農地を耕していました。ちなみに祖父は本家(長男)に雇われる形での農家だったので、どんなに農作物で売上を発生させても本家からの一定の給料しかもらえません。

相続に詳しい方はここでお気づきかもしれませんが、結婚して子供もいる長男(祖父の兄)が兄弟である祖父に土地を渡すには遺言書による遺贈か、生前に贈与するしかありません。
尋常小学校を出てすぐに農家になった祖父にそのあたりの知識があったのかは分かりませんが、長男から言われた「土地をやる」という言葉をただただ信じ、祖父は家族を守るために必死に農家として働きました。

果たして、長男が亡くなります。
何と生前贈与も遺言書もなかった長男の死からは法定どおりの長男の配偶者と子どもたちに全ての土地が相続されることになりました。この時点でも、祖父がもらった土地は”0″です。

さすがに、長男の配偶者や子どもは土地を独り占めにせずに私の祖父へ100坪の土地を贈与しましたが、そもそも莫大な相続税や贈与税を払うことが難しく、もともと祖父が耕してきた広大な土地のいくつかを売却処分してその税金をまかないました。

はじめから長男が土地を全て相続せず、兄弟均等に相続していれば莫大な相続税・贈与税を払う必要がなく、祖父が1人で耕してきた農地を守ることができのではないかと話を聞いた時に多少悔しい気持ちになりました。

私がこの話を聞いて学んだことは、土地などの資産は、誰にどう渡すかという単純なことを間違えるだけで大きな税金を取られて資産が減ってしまうということ。そしてそれは知識がないがゆえに起きてしまうということです。

小さい頃から川崎フロンターレのファンです。同い年でもある谷口選手との1枚。同世代で活躍する人を見るとエネルギーが湧いてきます。

 

■金融知識がない家庭で味わった資産形成の重要性

私は父がサラリーマン、母が専業主婦(のちにパート勤め)というありふれた家庭で子供時代を過ごしました。

父の収入は平均以上で女遊びもギャンブルもしませんでしたが、いかんせんその他の浪費グセがあり、なかなか貯金ができないタイプの人間でした。母は浪費グセはなく貯金の重要性は分かっていましたが、両親共通して金融知識が乏しく、常に自転車操業に近い状態でした。

そんな家庭でお金に苦労している両親を小さい頃から見てきた私は、将来はたくさんお金を稼いで、親と自分が将来持つ家族を楽させてあげられる人間になりたいと思うようになりました。
収入の良い仕事に就く重要性や経済に関心を持つきっかけになったという意味では、結果的にとてもいい環境で育ったなと思います。

私はやがて経済学部を卒業し、金融のプロを目指して生命保険会社に入社することになります。

みんなで知識を共有し合い、実生活に活かせる金融知識を身に付けています。1人で学ぶより、何倍も楽しくてわかりやすいです。

 

■「保険の出口」で見た数千人の生命保険加入者の末路

私が生命保険会社に入社して配属された部署はいわゆる営業ではなく、すでに保険に入って10年〜30年くらい経過した人の保険の満期支払いや定期保険の更新手続きを行う(いわゆる保険の出口)事務処理の部署でした。

そこでは、入社前は想像もしていなかった意外なことが待っていました。
それは、電話で毎日のように「想定していたもらえる金額と違う」「こんなに保険料が上がるなんて聞いていない」というクレームがあり、まれに悔しさからか暴言を吐き捨てるお客さんもいたということです。

私自身は保険を売ったことがないので想像でしかありませんが、おそらくお客さんの理解が浅いままに保険の売り込みをして契約したことで、お客さんが期待した保障と実際の保障にギャップが発生しているのだと思います。

保険はなによりも出口が大事です。営業マンの人間性で保障額が上がることはありません。
もし、営業マンの人柄に魅力を感じて、保険の内容をあまり理解せずに加入してしまった人がいましたら、今一度保険の中身を確認してみることをオススメします。

私が保険の出口に携わって学んだことは、いかに日本人は保険の中身を知らずに加入してしまっているかということです。

加入時の営業マンが悪いと言えばそれまでですが、無知な人に保険の仕組みや保障内容を正確に伝えるということは言うほど簡単ではありません。それに営業マンもご飯を食べていくために保険を売っていますので、売上最大化を図ることに対しては大きな批判を受けることでもない気がします。
むしろ、学校や親からほとんど教わらないこの金融教育の脆弱性に問題があるのではないかと私は思うようになりました。

最近はインターネットやSNSが普及し、いろんな商品のターゲット層の消費者の目が肥えてきました。消費者の目が肥えるということはそれだけ売り手側も自然と魅力ある商品を作ろうとします。
しかし、こと金融商品は現代においても未だ消費者の目が肥えているとは言えません。それを良いことに、金融商品の売り手企業は商品の質よりもブランドイメージや人間の情に訴えて販売するケースも少なくありません。
だからこそ、買い手である顧客の目を肥えさせるためにも金融教育というものが大きな役割を担ってくるのです。

ワンクエスト集合研修での1コマ。いつも笑顔が絶えず、楽しく金融知識を学んでいます。

 

■金融知識を得た私がその先に描くもの

私はワンクエストで様々な金融商品を体系的に学んだことにより、投資の知識・知恵は人に教えられるレベルまで高めることができたと思います。
しかし、投資を実体験で経験していくうちに1つの気付きができました。

それは、投資で得る収益はあくまでも外的要因から投資商品の価値が上がることであり、与えられる資産だということです。

私の好きな言葉に「人から与えられるもので生活を豊かにし、人に与えることで人生を豊かにする」という言葉があります。

投資で資産をたくさん築くことは大切であり、日本人はもっと資産形成の大切さに気付くべきです。
しかし私は、単にお金を増やすことでは味わえない「人生の豊かさ」というのが確固として存在すると考えています。

私の場合、それは仕事でした。

大学を卒業するまで「自分はこれを成し遂げた」という確固たる自信となるものがなく、性格はどちらかというと内向的でいつも劣等感を抱きながら人から注目されるのを避けて生きてきました。

そんな私は縁あって生命保険会社に入るわけですが、何百人といる同期の中で自分の学歴は圧倒的に下。周りは東大・京大や早慶など全国の有名大学ばかりで、またしても大きな劣等感を抱きながらのスタートでした。

「あぁ、どうせ自分が上に上がるのは無理だから、せめてそれなりに平均くらいまで頑張って、目立たず生きていこう」
入社当時、これでも必死に前向きな目標を立てて、そのようなことを考えていました。

入社から2年少し経ったある日、私が東京で所属している部署の西日本拠点を大阪オフィス内に立ち上げるという、重要な仕事を任されることになりました。
どんな仕事だったかの記載は割愛しますが、私はこの経験を通して「相手になにかを与える、創り出すことで得られる喜び」を感じることができました。こうした大きな仕事は誰がやるかで結果が大きく異なるため、非常にやりがいがあります。

こうして人に与えることの喜びを感じた私は仕事だけでなく、ワンクエストでも人に資産形成の知識を教えたりするようになり、仕事とワンクエストの活動の間で相乗効果が起き、ビジネススキル向上の好循環が生まれました。

その甲斐あって、仕事では高い評価をもらい、今年の8月には社内でエリート集団と呼ばれる部署から抜擢されました。そのエリート部署では同期はもちろん、自分と同じ役職の人が1人もおらず、社内でちょっとした有名人になりました。

今では仕事をしながら経営大学院に通い、MBA取得を目指しています。将来は今の会社でキャリアを築くか、転職するか、起業するか明確に決めていませんが、どんな環境でも高い成果を出せる優秀なビジネスマンになりたいという強い気持ちがあります。
これまでの人生において感じることのなかった勉強することの楽しさ、人に教えることの楽しさを知り、ビジネススキルを高めることの重要性を知ることができたのはワンクエストという環境のおかげです。

私がMBA取得を目指して通っている大学院での写真です。業界・職種・年齢を超えて様々な人から刺激を受けながら経営学を学んでいます。

 

■暴落しない資産を築く

お金は大事ですが、同時に怖い存在でもあります。
1つの体験として、暗号通貨がそれを実感させてくれました。

金融知識を勉強していたおかげで、暗号通貨を早くから購入していた私は2017年末から2018年初めにかけての暴騰時、資産が何倍にも膨れ上がりました。しかし不思議なもので、どれだけ上がっても「まだまだ上がる。今売ったら損だ」と思ってしまうのです。
その結果、時が経つにつれてみるみる暗号通貨の価格は下がり、大きな元本割れを迎えることになりました。30年前のバブル時代の大人たちが経験した過ちと同じことをしてしまったのです。(暗号通貨以外にも分散投資していたため、致命的な資産の損失にはなりませんでした)

先ほども言いましたが、投資でお金を稼ぐことだけでは決して豊かな人生は送れないと思っています。
「マネースクールなんてわざわざ通わなくても、投資の知識なんて得られる」と思っている方もいるでしょうし、実際そうかもしれません。
しかし、ワンクエストで得られることは金融知識だけではありません。自分たちの生活や将来について真剣に話し合えるかけがえのない仲間がたくさんできます。
私自身、ワンクエストの優秀な仲間から得た刺激がなければ、今の仕事の地位はなかったと思います。

ワンクエストでは、様々な異なる背景を持った人たちがたくさんいます。
そして、みんなで共通しているのはお金だけでは得られない人生の豊かさを追求している人間ばかりだということです。

仲間という資産は、決して暴落しません。

「お金を増やす」ためではなく、「人生を豊かにする」ために一緒に勉強していきましょう!!

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