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家計管理の方法

皆さんのご家庭では家計管理はどのようにやってらっしゃいますか?

 

最近では若い方だとマネーフォワード等の家計簿アプリを活用している方を多く見かけますが、中にはご自身の収支をまったく把握していないという方もいらっしゃいます。

 

自分の収支を把握することは、お金のことを考えるうえでの第一歩です。やり方は人それぞれですが、必ず家計管理は取り組みましょう。

 

家計管理の方法は独身の時と結婚した後で変わってくると思いますが、共通していることは貯蓄が全くできないという悩みを持つ方が多いということ。
そこで、本日は基本に立ち返って家計管理の方法について考えてみます。

 

■独身の時は貯蓄&資産形成専用の口座を

 

 

独身の時は自分で得たお金は、良くも悪くも自分の自由に使うことができます。そのため、遊びももちろん必要ですが、自分磨きのための自己投資や将来への備えも自己責任で行っていかなければいけません。

 

 

効率よく貯蓄や資産形成をしていくには、それ専用の口座を作ってしまうのが良いでしょう。
ここでのポイントは、「先に貯蓄や資産形成に充てるお金を差し引いて、残りのお金で生活する」ということ。

給料をもらったらその中から生活費を出して残ったお金を貯蓄や資産形成に充てるという方が多いですが、それではお金は貯まりにくいです。先に貯蓄する額を別の口座に移してしまい、残ったお金でのやりくりを考えるのが良いでしょう。

 

収入-貯蓄=支出

 

ということですね。先に貯蓄する額を分けてしまうことで、貯蓄ができない悩みは減らすことができます。

 

■家庭ではどう管理するか

 

結婚して家庭を持つと、お金の管理はより複雑になります。金融広報中央委員会の調査によると、貯蓄をしていない40歳代の世帯は17.3%にも及ぶそうです。つまり、入ってきたお金をすべて使いきってしまっている状態ということです。

いろんな事情はあれど、人生の三大支出のうちのひとつである老後の備えができていないというのは非常に心もとないので、計画的な貯蓄と資産形成をしたいところです。

 

専業主婦世帯と共働き世帯で対策は異なると思いますが、いずれにせよ家計を見える化してお互いが家計のお金について把握しておくことは大切かと思います。

 

専業主婦世帯では奥さんのお小遣いなどが生活費の中にまぎれて把握できないケースなども多いようです。また夫が家計管理をすべて奥さんに任せてしまっており、なにも把握していないこともあります。

 

共働き世帯では、夫婦共用の生活口座を作ることで安心してしまい、個々人が貯蓄をできていないということもあるようです。

最近では夫婦で完全にお財布が別、という方も多いですが、そうするのであればより個人個人の責任が問われてきます。そのため、各々が将来のお金についての意識を持って、適切な対策をすることが必要です。

 

共働き夫婦は比較的お金に余裕があるため、支出が膨らみ過ぎる傾向にあります。転職、産休・育休中など、将来収入が大きく下がったときに対応するのが困難になるため、節度を持ってお金の使い方を考える必要があります。

 

■家計の見える化を

 

 

先程も述べた通り、貯蓄をしっかりできるようにするには、家計の情報を見える化することが大切です。

最近ではマネーフォワードのような銀行口座やクレジットカードの使用履歴を自動で反映してくれるような家計簿アプリも存在しているため、誰でも簡単に家計管理に取り組むことができます。

 

お金の管理に苦手意識を持ってらっしゃる方は多いですが、早めに意識することで将来は大きく変わってきます。

家計管理はお金のことを考える第一歩。ぜひ自分たちに合った方法で家計管理を進めていきましょう。

 

 

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