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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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ほとんどの人が間違っている、お金に関する情報の正しい得方

「お金のことってよくわからない。でも誰に聞いたら良いかもわからない」という方は多いと思います。

 

多くの方はインターネットや身近な金融機関(銀行、証券、保険会社等)の人から話を聞いて情報を得ることが多いと思いますが、果たしてそれは本当に正しい情報の得方なのでしょうか。

 

お金のことを考える上で、知識と並んで大切と言われている情報。

本日は、お金に関する情報の正しい得方についてお伝えしていきます。

 

◼多くの人が使うインターネット

 

最も身近な情報収集として、まず思いつくのはインターネットでの検索です。インターネット上にはたくさんの情報が掲載されており、お金にまつわる情報をすぐに調べることができます。私自身もお金のことを調べるときに最も使うのが、この手段です。

 

しかし、インターネットで情報を仕入れる危険性もあります。それは正確性が担保されていないこと、広告によって情報が歪められてしまっていることです。

今は誰でもインターネット上に情報を載せることが可能な時代。だからこそ、その掲載された情報が正しいかどうかを判断するのは自己の責任のもとで行う必要があります。

 

また、インターネット上では広告費を多くかければかけるほど、情報の露出を増やすことが可能です。そのため、多くの広告費をかけれる巨大企業が流したい情報が溢れる結果になりがちです。

インターネットで情報を仕入れる際は、その情報の出元の意図についても考える必要があります。

 

◼人からの口コミ

 

インターネットとともに情報収集の手段として多く用いられるのが、人から話を聞くことです。
こちらについても非常に有効な情報収集の手段になります。

 

インターネットでは、一般的な情報は仕入れることができますが、海外投資や事業投資などの特殊な分野のものについてはインターネット上ではほとんど情報収集することができなかったり「怪しい」という情報だけが蔓延していて、本当に正しい公平中立な情報を得ることは非常に困難です。

そのため、こういった特殊な分野の公平中立で正しい情報を仕入れるためには、いかに人伝えで情報を得るかが重要になってきます。

 

しかし、当然のことながら人伝えの情報も、正確性については自分自身で吟味をする必要があります。
相手の人がどういった意図があって、その話をしているのか。本当にその情報は正確なものなのか。自分で判断することが必要になります。

 

また誰から情報を聞くかについては、営業マンではなく、実際にその仕組みや商品を利用している人に聞くことが望ましいです。

営業マンは、あくまでも自分達の売りたいものを売るのが目的ですので、情報提供も売りたい商品が有利になるようなものになりがちです。

 

これが特に顕著なのが、銀行、証券、保険等の金融機関の人達です。

こういった仕事をしている人達の最大の目的は、顧客に商品を売ること。実際に顧客に勧める商品を自身で契約していないということがほとんどです。
つまり、自分ではとても契約しないような商品を顧客に提案しているのです。

そんな人達からの情報を鵜呑みにしたり、勧められた商品を契約することは粗悪な商品を契約してしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

 

人から話を聞いた際は「あなたはその仕組みや商品を利用していますか」とその人自身が利用していることを確認することが大切です。

 

◼自己のリテラシーを高める

 

インターネットからでも、口コミでも、最後に情報を吟味するのは自分自身になります。そのため、情報を正しく咀嚼し、自分のものにする自己の金融リテラシー(金融を読み解く力)も大切になってきます。

 

日々金融情報に触れる中で、ぜひ金融リテラシーも高め、良質な情報に触れることを意識してみてください。

 

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