
お金の正しい使い方
突然ですが、これを読んでいるあなたはお金の使い方には何種類あるかご存知でしょうか?
正解は、「消費」「浪費」「投資」の3つです。
この3つのお金の使い方をしっかりと分類することは、上手にお金と付き合っていく上で必要不可欠です。
この分類を理解した上で、適切な割合でお金を使うことで生活を豊かにすることができます。
では、この「消費」「浪費」「投資」に対してどのような割合でお金を使っていくのが良いのでしょうか。
本日は、3つのお金の使い方について見ていきます。
◼お金の使い方は3種類
前述の通り、お金の使い方には以下の3つがあります。
・消費
→最低限生活するうえで必要な出費
・浪費
→ムダ遣いと思われる出費
・投資
→金融商品や自己投資への出費
定義としてはこのようになりますが、いざ自分で分類しようとすると意外と分類が難しいと感じる方は多いかもしれません。
特に分類が難しいのは、浪費と消費。これらの分類はそれぞれの価値観によって変わってくるので、一概に「これが消費で、これが浪費」ということはできません。
また、浪費が必ずしも悪いということではありません。
「浪費」と言うと多くの方は悪い印象をお持ちになるかもしれませんが、自分の人生を豊かにするもの、例えば趣味の支出等もこれにあたります。
ただの無駄遣いは極力減らすべきですが、趣味の支出等で一定の浪費をすることは、人生を豊かにするために必要でもあります。一定の割合は自分を豊かにするために浪費するのも良いでしょう。
◼投資の割合を上げていく
ですが、3つのお金の使い方の中で一番大切になるのは投資です。
普通に生活をしていると消費と浪費がほとんどという方は多いかもしれません。その場合、生きるための出費とムダ遣いが支出の大半を占めていることになるので、将来のための建設的なお金の使い方ができていない可能性が高いです。
将来に向けて有効なお金の使い方を考えていく場合、3つ目の使い方である「投資」の部分を考えることがとても大事になります。
投資とは、将来的に自分にとって何かしらのリターンをもたらしてくれるものにお金を投じることを言います。
例えば、金融商品への投資であれば、投資したお金がどれくらいの割合で増えて自分のところに戻ってくるかということです。
自己投資であれば、新たな知識やスキル、経験を身に付けることによって、収入が上がったり、より豊かに人生を過ごすことができるようになるかということです。
◼最低でも収入の2割以上は投資に回す
投資の割合を増やしていくことは、人生を豊かにしていく上でとても重要です。
一般的に、収入の2割以上を投資に回すことでその先の人生を豊かにしていくことができると言われています。
例えば、手取り収入が月々25万円であれば、月々5万円をなんらかの投資にまわしていくイメージです。
一見すると「ちょっとキツイ」と感じる方は多いかもしれませんが、最低でもこのくらいのお金を自分の将来の可能性を広げる投資に回していかないとその先の人生を豊かにしていくことは難しいです。
特に若い方は、経済的な側面からも、多様な生き方の側面からも投資という分野にお金を使うということを真剣に考えなければなりません。
いかに有効な投資を支出の中に組み込んでいくかがお金と上手く付き合うコツです。
ぜひ日々のお金の使い方を見直してみて、投資の割合を増やしていけるといいですね。