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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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保険屋さんが言わない、人生の4大支出

皆さんは、人生において大きくお金がかかるイベントは何かと聞かれたら、どんなことを思い浮かべますか?

 

結婚、子育て、車、家、趣味、老後・・・
人によって思い浮かぶものは様々だと思いますが、一般的には人生において大きくお金がかかるイベントは3つと言われています。

 

では、その3つのイベントとは一体何で、具体的にいくらくらいかかるのでしょうか。

そして、実はもうひとつ、私たちの生活に身近なあるものが人生における大きな支出になることが問題視されていることはご存じでしょうか。
そこで本日は人生の支出に関わるお金の話をさせていただきます。

 

■人生における3大支出は「老後」「住宅」「子供の教育費」

 

 

これはよく保険会社に所属しているような一般的なFPの方からも聞ける内容ですが、人生において大きくお金がかかるイベントは「老後」「住宅」「子供の教育費」と言われています。

 

具体的に見てみると、子供の教育費に関してはお子さんを1人成人させるまでに平均2,000万円のお金がかかると言われています。

進路によって大きく変わりますが、すべて公立学校に進学するケースで約1,000万円程度。逆にすべて私立に進学するケースで約2,500万円程度かかるとされています。

教育費はどんな進路であってもまとまった額が必要なうえに、進路によって大きく必要額が変わってくるため、できるだけ早くから準備を始める必要があります。

 

住宅に関していえば、住宅購入にかかる平均費用は注文住宅で約3,300万円、マンションで約4,300万円というデータがあります。

さらにローンの返済以外の固定資産税・都市計画税、管理費・修繕積立金なども考えると一生のうちの世帯での住宅関連の支出は5,000万円~1億円程度に上ることもあるようです。

 

そして、3大支出の中でも一番お金がかかるのが老後資金です。

2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳で、65歳以上の夫婦世帯の平均生活費は年間約300万円です。仮に65歳~84歳まで夫婦で暮らすことになると、20年間で約6,000万円もの生活費が必要になります。

年金がいくらもらえるかによっても準備しておく資金は変わってきますが、長生きすればするほど大きな金額がかかる老後資金。こちらも早めから対策を立てておきたいところです。

 

■身近に潜む、もうひとつの人生における大きな支出とは

 

 

ここまで、人生における3大支出について見てきました。

実はもうひとつ、人生における大きな支出が私たちの生活の身近に潜んでいることはご存じでしょうか。

 

その正体は、日本人の8割が加入している保険です。

日本人の生命保険の月掛保険料の平均は約20,000円と言われています。
月々の金額があまり大きくないということで、知り合いからの紹介や金融機関とのお付き合いでなんとなくよくわからないまま加入しがちな保険ですが、仮に25歳~64歳まで加入したとすると保険料の総額は約1,000万円にも及びます。

月々の掛金はそれほど大きくないかもしれないですが、保険は人生において4番目に高い買い物だということを知るとお付き合いで保険に入る、等という考えはなくなるのではないかと思います。

 

■働いて貯金するだけだと足りないことを知る

 

 

いかがでしたでしょうか。人生の4大支出について、正面から考えるとかなり大きな金額がかかるのが実感できるかと思います。

特に4つめの保険料の総額は一般的には言われることがないため、多くの方が知らないところになると思います。

 

現代の日本人は、一生のうちに3億4,000万円ものお金を使うとされていますが、それに対して生涯年収は2億7000万円。つまり、ただ一生懸命働いて貯金するだけでは7,000万円お金が足りないことになります。

この差を埋めるために、私たちは金融や経済について学び、早いうちから資産形成に取り組みお金を育てていく必要があります。

 

本来は学校教育などでもこういったことを早めに伝えておくべきだと私は思います。

早め早めから現実を知り、適切な対策を考えることでこれらの資金は十分に確保することができるはずですし、もっと賢い選択をすることができます。

 

これを機に、今できることを少しずつでもいいので始めてみましょう。

「何をしたらいいかわからない」等という方はお気軽にご相談いただければと思います。

 

 

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