
最強銘柄『S&P500』に潜むリスク
みなさん、おはようございます。
株式会社ワンクエスト代表の井 章弥です。

S&P500という指数に連動する銘柄に投資をしているのですが、お金が増えまくっています!!




たしかに良い銘柄だけど、それに依存しすぎるのは要注意だよ!


よろしくお願いいたします。

S&P500とは、米国投資情報会社「スタンダード・アンド・プアーズ社(S&P)」が算出している米国の代表的な株価指数です。ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、NASDAQに上場している銘柄のうち、代表的な500銘柄の株価をもとに算出されます。
日本経済新聞社が東証1部に上場する企業の中から選んだ225社の平均株価を日経平均株価と言いますが、わかりやすく言うとS&P500は日経平均株価のアメリカ版です。
日経平均株価が過去30年間でほぼ成長していないのに対して、S&P500は過去30年間で約10倍に成長しています。
世界三大投資家の1人であるウォーレン・バフェット氏は「私が死んだらS&P500を買え」と奥さんに伝えるほど、S&P500は世界中で愛される投資先です。
たしかに素晴らしい投資先の1つではありますが、近年はS&P500を盲信しすぎている日本人が多いと感じます。
本日の記事でしっかりとリスクを理解したうえで投資対象として選ぶかを判断していただけると嬉しく思います。
S&P500の実績はたしかに素晴らしいですが、高値回復までに13年間もかかったことがあります。
それは、2000年から2013年までの期間です。以下のチャートを御覧ください。
結果的には2014年以降で急速に伸びているのですが、13年間損失を抱えながら保有し続けるはかなり難しいでしょう。
グラフの右側を隠した状態で、当時の投資家心理をぜひご想像ください。
おそらく多くの方が、「このままS&P500に投資を続けて良いのだろうか?」と不安になるはずです。
アメリカ経済の成長に確信を持っている方であれば、保有し続けられるかもしれませんが、「○○が言っていたから」という理由でS&P500を購入した方は売却をしてしまうかもしれません。
私自身、アメリカ経済は今後も伸び続ける可能性が高いとは思っています。
しかし、S&P500が成長してきたという事実はあくまで過去の実績です。これが絶対に続くとは限りません。
中国やインドがアメリカを押しのけて世界の経済大国として君臨するかもしれませんし、通貨に関してもアメリカドルが衰退してビットコインが台頭する可能性だってあります。
もしアメリカ経済が衰退した時に、あなたのマネープランが大きく崩れるということはありませんか?子どもの学資や老後資金が足りなくなるという可能性はありませんか?
学資や老後資金といった減らすわけにはいかないお金は、しっかりとリスクを考えながら資産形成することをお勧めします。
具体的にどうすれば良いのかご相談したい場合は、個別相談フォームよりご連絡いただければと思います。
【個別相談⇨】https://lp.one-quest.jp/form_counseling
自信を持って「何が起きても大丈夫!」と言える資産形成をしていきましょう。