
キャッシュレス派vs現金派
貯金上手なのは果たしてどっち!?
「キャッシュレス派は現金派と比べて貯金上手」
ジェーシービーが3月19日発表した調査結果によると、昨年1年間での平均貯蓄増加額を比べたところ、キャッシュレス派は87.6万円で、現金派32.5万円の2.7倍だったそうです。
調査対象1000人のうち、「最近、自分はキャッシュレス化(現金離れ)している」「やや当てはまる」と回答したキャッシュレス派が341人、そうでない現金派が401人を占めました。
男女別に見ると、キャッシュレス派男性の平均貯蓄増加額は105.3万円で、現金派男性の36.1万円の約2.9倍。
キャッシュレス派女性は68.0万円で、現金派女性29.5万円の約2.3倍の額でした。(いずれも2017年度の1年間で増やした貯蓄額)
お金の管理は、キャッシュレス派は54.8%が「得意」と答えた一方、現金派は39.7%にとどまったようです。
なんとなく「キャッシュレスだと財布からお金が減らないからつい使いすぎてしまう」という話を耳にすることは多いですが、どうやら現実は真逆のようです。
この違いはなぜ生まれるのでしょうか。
それは、キャッシュレス派の方は常にお金のやりくり(キャッシュフロー)を意識しているからこそ、結果的にお金に対する感性が研ぎ澄まされているということが理由なのかもしれません。
キャッシュレス派でも現金派でも、良い意味で常にお金のことを意識するということが大切です。