不動産投資で失敗しない3つのポイント
不動産投資というと、大きなお金を借り入れて行う怖い投資だと思っている方も多いかもしれません。
不動産投資はたしかに大きな金額の投資ですが、やり方さえ間違えなければ自分のお金をほとんど使うことなく、他人のお金を使いながら投資ができて堅実に利益をあげることができる唯一無二の商品です。
他の投資は全額自己資本で行わなければならないですが、不動産投資は極端な話、手元にお金がなくても投資が可能です。
サラリーマンにとっては相性も抜群で非常に堅実である不動産投資。
本日は、そんな魅力溢れる不動産投資で失敗しないためのポイントを見ていきたいと思います。
■失敗しないための3つのポイント
不動産投資で失敗しないためには、いくつか抑えておくべきことがあります。大きく3つのポイントを挙げるとするならば、下記のようなポイントが大切になってきます。
・適正価格で買うこと
・適正な金利で買うこと
・賃付けができる物件を買うこと
この3つを押さえていけば、不動産投資で失敗してしまうことはほとんどなくなります。
ただし、この3つを完璧に理解している方は少ないので、それぞれ詳しく見ていきます。
■適正な価格と適正な金利
まず適正価格で買うというところですが、適正価格で買うためには、不動産を買う前に売却した場合の価格を調べることが必要です。
そのためには、周辺の同じような条件の物件が築何年経った場合はいくらで取引されている等、周辺の取引価格を調べておく必要がおります。
また、売却した際の価格差が直接的に不動産屋さんの利益になる場合、適正価格よりもかなり高く売り出されている物件が多いことも注意が必要です。
表面に出ている情報にまどわされずに、物件の本質的な価値を見て購入を決めるのが失敗しないコツです。
金利もできるだけ低いところのものを選びましょう。今でしたら投資用の物件でも2%を切る金利で購入できることが多いです。
その方の職業や年収、勤続年数や物件の価値にもよって変わりますが、一般的な20代のサラリーマンの方だと1.8~1.6%程度の金利でローンを組める方が多いように思います。
実際に、私も1.6%の金利で投資用ローンを組んでいます。
そのため、もし3%に近いような高い金利でしかローンが組めないという場合は、その不動産投資は一度見直してみることをお勧めします。
たとえ1,000万円の物件を購入したとしても、1%の金利に対して支払う利息は年間10万円にもなります。
金融機関に支払う金利は自分の資産にはなりませんから、できるだけ低い金利の金融機関を選択しましょう。
■ローンが組めることの重要性
そして不動産投資の大前提となるのが、ローンが組める物件であることです。
誰かに貸すことができる物件でなければ、不動産投資で成功することはありません。
ローンを組む期間は数十年にも及ぶため、数十年間賃付けに困らないと確信が持てる物件を購入することを最優先に考えるようにしましょう。
そうすれば、少なくとも家賃収入は長期に渡って見込めるため、家賃収入とローン返済の収支がマイナスで日々の生活が苦しくなり、あげくの果てに物件を手放さなければいけなくなる可能性はかなり低くすることができます。
不動産投資は、正しく行えば非常に堅実で効率の良い投資です。特にサラリーマンの方は「信用力」という強みを生かして失敗しない不動産投資を検討されると良いと思います。