
仕事の満足度に年収は関係ない?
「日々の生活のために仕事をしている」という方は多いと思います。実際に私もその一人です。
日本では、多くの方はサラリーマンとして企業に雇われて一定時間会社に拘束されて仕事をすることにより、その対価として毎月安定して給料をいただくという働き方です。
フリーランスで働いている方もいらっしゃいますが、一般的にはサラリーマンの方が年収が高い場合が多いようです。
しかし、その仕事に対する満足度は、年収が低くてもフリーランスの方が高いという調査結果があります。
本日は、サラリーマンとフリーランスの意識の違いから私が実現したい未来をお伝えします。
◼収入は低い、でも満足度は高いフリーランス
独立行政法人の労働政策研究・研修機構の調査によると、フリーランスのうち、年間報酬が200万円未満と回答した人が64.1%にのぼりました。さらに、そのうちの4割は50万円未満と回答したようです。
400万円以上と答えた人は21.5%にとどまり、フリーランスの方の厳しい収入状況が反映される結果となりました。
一方、仕事全体への満足度は約68%の人が満足と答えたようです。
収入は低くても、場所や時間に縛られず自由に働ける環境を前向きに受け入れている方が多いようです。
◼収入は高い、でも満足度は低いサラリーマン
それに対して、日本の多くを占めるサラリーマンの方の収入や満足度はどうでしょうか。
収入に関しては、2017年のサラリーマンの平均年収は418万円という調査結果があるように、全体的にサラリーマンの方が収入が安定していながらフリーランスに比べて収入が高い傾向にあるようです。
では、満足度に関してはどうでしょうか。
日本のサラリーマンの仕事全体への満足度は約60%。
フリーランスよりやや劣る程度ですが、収入が安定的にあり、福利厚生もあり、収入もフリーランスより断然高いにも関わらず、満足度に関してはフリーランスよりも低いという結果になりました。
◼大切なのは、自分の人生を自由に生きること
ここまでの結果をみると、収入の高さや安定性は、仕事の満足度に大きな影響を与えるものではないと言えるかもしれません。
それよりも大きな影響を与えるのは、「働き方」
つまり、仕事に縛られるのではなく、自分の人生を自由に生きているかどうかということの方が満足度に大きな影響を及ぼしているようです。
「人生100年時代」といわれているように、今後は今よりも定年の年齢も上がり、より長い間働き続けることが必要です。
そういったことが予想されるなか、自分がやりたくない仕事を続けることは肉体的にも精神的にもよくありません。
大事なのは「自分の人生を自由にしがらみなく生きること」
私自身、これを実現していきたいし、実現する人を増やしていく活動をしていきます。
「生活のために仕事をする」のではなく「人生を豊かにするために仕事をする」
そんな価値観で仕事ができたら人生がとても豊かなものになりますね。