
意外と知らないETF
みなさんはETFという商品をご存知でしょうか。
株や投資信託と比べると、知らないという方は多いかもしれません。
ですが、長期にわたって資産形成をしていく上ではとても優秀な金融商品なため、知らないのは非常にもったいないです。
そこで、本日はETFの特徴についてご紹介いたします。
■ETFって何?
ETFはExchange Traded Fundの略で、上場投資信託と呼ばれています。
東京証券取引所に上場しているETFは200本以上、そしてアメリカ全体では2,000本以上が上場されています。
特徴としては、投資信託ではあるものの上場しているということです。このことによって、上場している市場においてリアルタイムに売買することができます。
相場の急変動時には素早く売買できるため助かりますね。
ほとんどのETFはインデックス型、つまり何かしらの市場に連動して価格が動く商品となっています。
例えば日経平均株価、TOPIX、S&P500、MSCIコクサイなどの値動きに連動するということですね。
これらは世界やある国の株価の動きを表す指標となっており、ETFはこれらと同じ動きをするように設定をされています。アクティブ型のETFも存在しないわけではありませんが、日本の市場には上場していません。
■高い流動性と低い手数料
通常の投資信託と比べて優れているのは、上記でも述べたようにリアルタイムの売買ができるということと手数料の安さが挙げられます。
投資信託は1日に1回しか価格が決まらないため、いざ売ろうと思ってもその判断をしてからさらに価格が下落してしまう可能性があります。
しかし、ETFであればリアルタイムの売買ができるため、市場が急に下落した際などに素早く売ることができれば損失は最小限に抑えることができるというメリットがあります。
手数料も非常に安く、TOPIX型ETFの信託報酬の最安値は年間0.06%といったものが存在しています。100万円分のETFを保有しても年間に600円しか手数料がかからないので、手数料によって資産が目減りするリスクはかなり小さいですね。
また、世界には年間の信託報酬が0.03%といったETFも存在しています。
投資信託の信託報酬の平均は1.2096%と言われているので、比べてみると如何にETFの信託報酬が安いかがわかります。
■購入にはハードルも
投資信託と比べるとメリットが多いETFですが、これらのETFを使いこなして投資をしている人は意外と少ないようです。
ETFは手数料が低い商品であるがゆえに、金融機関にとっては儲けがありません。そのため積極的に証券会社などが販売することはないため、情報が世の中に出回っていないということも考えられます。
また、証券会社で口座を自身で開いて株式と同じように売買をしなくてはいけないということを、ハードルに感じる方もいらっしゃるようです。
優れた投資をしたければ、一手間かけることは必要です。人に流されるだけではなく、自分自身で優れた商品にアクセスする努力をすることで、人に知られていない優れた商品に投資できる機会が生まれるかもしれません。