ONE QUEST

『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

  1. HOME
  2. 投資をするならどっちの制度がいいの?

投資をするならどっちの制度がいいの?

「投資をするなら、つみたてNISAやiDeCoがお得」

最近、このような話を聞いたことがあるという方は多いかもしれません。
共に長期投資を前提にした両制度で、特に若い世代の方にとってはどちらも非常に魅力的な制度です。

ただ、お得だし気にはなっているけれど、なんとなく難しそうでまだ活用していないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、本日はつみたてNISA&iDeCoの
それぞれの制度のポイントを簡単にご紹介したいと思います。

◼流動性の高さが魅力的なつみたてNISA

つみたてNISAは、年間40万円までの投資で得られた利益が非課税になる制度です。
例えば、投資信託の売買をして利益が出ると、
普通は利益に対して20.315%の税金がかかりますが、つみたてNISAを活用するとその税金が非課税になります。

つみたてNISAで購入できる投資信託は、金融庁が厳選した投資信託130本程度に限定されているので、初心者の方でも選びやすいのが特徴です。

また、購入した投資信託は20年以内であれば
いつでも非課税で売却可能なので流動性が高いという面も大きなメリットです。

◼老後まで下ろせない反面、高い節税効果のあるiDeCo

iDeCoもつみたてNISAのように利益に対する税金が非課税になります。
さらに、iDeCoでは毎月の掛金が全額所得控除の対象になるため、「住民税」「所得税」の支払額を減らすことができます。

例えば、課税所得400万円の会社員の方が、毎月23,000円を積立てた場合のシミュレーションでは、1年間で約83,950円も所得税・住民税が低くなります。

この節税額は、個人年金保険の保険料を支払うよりも断然高いものになります。
iDeCoを活用しても定期預金や保険に積み立てることもできるため、個人年金保険で老後の資金を作るよりもはるかに効率的だといえます。

反面、原則60歳まで引き出しができないという制限があるため、あくまでも現役時代には絶対に使わない余裕資金で運用するのがポイントになります。

◼日本だけじゃない。選択肢を幅広く知ること

ここまで、簡単につみたてNISAとiDeCoについて紹介してきました。
この2つの制度を使い分けるポイントは、「どのようなお金で運用するか」ということです。

他にも比較検討するポイントはたくさんありますし、そもそもこの2つはあくまでも日本国内だけの話です。金融を幅広く見ていくと、もっと良い方法はたくさんあります。

金融は非常に幅広い世界。世界的に見ると金融途上国である日本の情報だけではなく、世界の金融の情報を知ったうえで自分に合った投資方法を考えていけると良いですね。

❰お知らせ❱
5月26日(土)に「預金から投資へ。iDeCo・つみたてNISA徹底解説セミナー」を行います。
iDeCo、つみたてNISAの両制度を比較しながら「NISAってなに?」という入口の部分から深く学べる内容になっていますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

関連記事