
額面給与は伸びて、手取りの給与はどうなった??
皆さん、社会保障の負担が年々重くなっていることは実感されていると思います。
それによって、せっかく額面給与は伸びていても、実際に手取りでいただける給与はその半分以下になっているそうです( ;∀;)
2016年に働いた人が貰った額面の総額は、4年前より16兆8千億円増えたのに対して、手取りにあたる「可処分所得」は7兆9千億円の増加。
つまり、せっかく増えた額面の伸びのうち、半分ほどは公的な保険料や税金に消えているんです????
細かく見ていくと
・健康保険料は、年収600万円の方で5年で年間負担3万円の増加
・介護保険料の全国平均は、5年で年間負担1万円の増加
・年収1000万円の方で、手取り収入が2011年~2017年にかけて約38万円減少。更に2019年10月に消費税率が10%に上がれば、手取りは2020年までにさらに9万円程の減少
こういった将来への不安から、家計の貯蓄率は上昇している傾向にあるようです。
しかし、いつまでも貯蓄だけしていて将来の不安が消えるわけではありませんし、日々の生活費を抑えるにも限界があります。
「賃金は増えたとしても、手取りは増えず、更に社会保障や税金等の負担は大きくなり可処分所得は減っていく」
こういった時代になっているからこそ、今までのように働いたお金をただ銀行に預けて貯金をしていくだけではいけません。
貯金や年金保険の活用等、従来の将来対策以外の方法を、時代に合ったやり方でやっていくことが大切だと思います(^-^)