
【必見】ボーナスから引かれるお金ってなに?




所得税、健康保険料、厚生年金、雇用保険料、介護保険料がボーナスから引かれる税金、社会保険料です。
会社によっては労働組合費や社員旅行積立費用など固有の費用が引かれることもあります。
ちなみに、毎月の給料にかかっている住民税はボーナスからは引かれません。
ではそれぞれの税金について、詳しく見ていきましょう!
所得税はその名の通り、その人の所得に応じて発生する税金です。
所得税の金額はボーナスをもらう前月の給与から社会保険料を引いた額と、扶養人数によって決まります。詳しくは国税庁のHPから確認しましょう!
国税庁HP
健康保険料は病気やけがに備えるための公的な保険です。
例えば病院で3割の自己負担で済んだり、高額や医療費を支払った際に還付を受けられたりします。
健康保険料率は都道府県や会社によっても異なっているのですが、東京の協会健保組合員の場合は9.87%を会社と折半するため、従業員の負担額は4.935%です。
協会けんぽ組合員の方
厚生年金保険料は老後などに受けとる年金を積み立てるために支払う保険料です。
厚生年金保険料率(18.3%)を会社と折半するため、支払う金額はボーナス金額の9.15%となります。
雇用保険料は雇用を保障する公的な保険です。
一般的に、ボーナス金額の0.3%が雇用保険料率です。
介護保険料は介護にかかる費用を保障する公的な保険です。
これは上記と異なり、40歳以上の方のみ支払うものです。
1.73%を会社と折半して支払うため、従業員の負担は0.865%となります。
上記の税金、社会保険料を合算すると、ボーナスの8割程度が手取りの金額になります。
いかがだったでしょうか。
税金の仕組みは難しく作られているため、勉強しないとわからないままお金を支払ってしまいがちです。
興味を持った方は是非1度私たちの勉強会、セミナーに参加してくださいね。