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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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社会保険料の推移。給料の手取りが増えない理由…。

ん〜〜
給料が増えているのに、全然貯金が貯まらないな…。
まいちゃん
まいちゃん
井社長
井社長
まいちゃん、おはよう!
それは手取り金額が増えてないからだね泣
本当だ!
給与明細を見ると、手取り金額が殆ど変わってない…。
まいちゃん
まいちゃん
井社長
井社長
社会保険料の負担が年々増えているね…。
明るい話だはないけど、知っておいた方が対策を取れるから今日はそれについて解説するね!
ありがとうございます!
よろしくお願いいたします。
まいちゃん
まいちゃん

給料から引かれる社会保険料は?

会社にお勤めの方が給料から引かれる社会保険料は主に4つです。

◉ 厚生年金保険料
◉ 健康保険料
◉ 雇用保険料
◉ 介護保険料(40歳以降から)

給料からこれらの社会保険料が引かれる割合は年々高くなっています。
その1番の要因が少子高齢化です。
労働人口が減り、高齢者の割合が多くなると、必然的に労働者の負担は重くせざるを得ないのが現状です。

例えば、年金制度には積立方式(つみたてほうしき)と賦課方式(ふかほうしき)があります。
積立方式とは、若い現役時代に払い込んだ金を積み立て、老後にそのお金を受け取る仕組みです。
賦課方式とは、働く現在現役の人が払い込んだ金を現在の高齢者に支給する仕組みです。
日本は賦課方式を採用しているため、少子高齢化が進むと現役の労働者の負担は大きくなります

どれくらい上がっている?

実際に社会保険料はどれくらい上がっているのでしょうか?
比率よりも額面の方がイメージしやすいと思うので、ここでは国民年金保険料の推移を確認してみましょう。


日本年金機構 より

かなり縦長いグラフとなってしまいましたが、
最初と最後に着目すると、1961年に100円だった国民年金保険料が50年間で16,540円まで上昇しています

社会保険料が上がっても、給料がしっかりと上がっていれば何の問題もありません。
しかし、ここ数十年の現実として、日本の平均年収は上がっておりません
おそらく、多くの現役世代の方が肌感覚としてそれを実感しているのではないでしょうか。

取るべき対策は?

今回は主にフリーランス(個人事業主)の方が関わる国民年金保険料に関してのみ記載しましたが、
もちろん会社員の方が給料から天引きされる社会保険料の割合も年々増加しております。

そんな時代にできる個人としての対策は何があるのでしょうか?
ワンクエストがお勧めする対策の1つは、「複業」でお金を稼げるようになることです。

複業といっても2箇所の会社から雇用されて給与を貰う働き方ではなく、個人事業主としてお金を稼ぐ働き方です。

会社に雇用されて社会保険料を納めている方は、
個人事業主としてお金を稼いでも、そちらの所得は社会保険料の計算の対象外となります。

サラリーマンで1,000万円稼ぐよりも、
サラリーマン+個人事業主としてお金を稼いだ方が手取り金額が大きくなるということです。

これからの時代は個人でもお金を稼げる力が求められます。
今回のお話をキッカケに、個人事業主としての複業に1人でも興味を持っていただけると幸いです。

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