
高配当株の魅力とリスク
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
ワンクエストの竹澤です。
本日は株式市場での高配当株について、魅力と潜むリスクをご紹介します。
高配当株の魅力は、「その株を保有し続ける限り半永久的に振り込まれる配当金という不労所得」です。
配当金の推移は株価の変動と比較すると安定していますので、株価を増やせばある程度はそれに比例して増えていくことが期待されます。
また、売買のタイミングを図る必要がなく、基本的には株数を積み上げて配当金の最大化を狙っていくことになるため、投資手法をシンプルに考えることができます。
とはいえ、高配当株にもリスクはあります。
企業の業績が落ち込んだ際は予定していた配当金額が出せなくなってしまう可能性があります。
高配当を見越していた購入していたのに、思い通りの配当を得れないのは非常に残念ですね。
また、企業の株価自体が下がってしまうことも大きなリスクです。
たとえ、1万円の配当があったとしても、それ以上に株価が下落してしまえば、なんのために投資を行っているのかわからないですよね。
日本株の配当利回りの平均は2~3%が相場ですが、10%近い配当を出している企業もあります。
2021年11月12日現在の高配当企業には、商船三井やJTなどがあります。
(Yahoo!ファイナンスより)
いっぽう、名前を聞いたことがないような中堅企業も多いですね。
高配当株は魅力も多いとはいえ、リスクもあるため、「配当金が高いから」という理由だけで、株を購入することはあまりお勧めできません。
(企業側として、平均より高い配当を出すということは、それなりに「投資家に買って欲しい事情」があることが多いためです。)
とはいえ、上手に活用することで、資産形成の助けになることも事実です。
金融について勉強して、理想のライフプランを達成しましょう!