
保険屋さんが絶対に言わない!
知らないと損する積立型保険の落とし穴
~流動性~
保険は、日本人の90%の方が加入しているといわれています。
医療保険やガン保険、学資保険や年金保険等、世の中には1000種類を超える商品があるといわれています。
その中でもとりわけ人気なのは、払い込んだ掛金を貯めていくタイプのものや、外貨で運用して将来的にお金が増えて手元に戻ってくるタイプのものです。
これらの保険は、一見すると保険に加入しながら貯金や資産形成もできて、保険料が無駄にならないお得な金融商品と思う方は多いと思います。
しかし、そこには多くの落とし穴があることも事実です。
本日は、積立型保険の危険性のうちのひとつである「流動性」という観点で見ていきます。
◼流動性
積立型の保険の多くは、満期までの期間が20~30年と非常に長い間お金を下ろすことができないものが一般的です。
お金を下ろすと「解約」という扱いになり元本割れとなる他、「貸付」という形では利息が取られてしまい、結果的に損をしてしまいます。
積立型保険の満期までの保有率は、50%を下回っているといわれています。
つまり、半分以上の方が満期まで保有することなく解約していることになります。
人生では、様々なライフイベントがあります。
時には大きなお金を使うこともあったり、保険料を払い込むのが困難になることもあります。
そういったときに融通が効かない(流動性が低い)ということは、長期で資産形成をしていく上で非常に大きなデメリットになります。
後日の記事でも解説しますが、保険でお金を貯める、増やすということは一番効率の悪い貯金、資産形成方法だといえます。
現在、積立型保険を契約している方は、「この商品をどういった目的で契約したのか」ということを改めて考えてみていただければと思います。
きっと、あなたの目的に合うより良い方法が見つかるはずです。
もし、自分では保険以外の良い方法がわからないという方はお気軽にご相談ください。