
株価指数にはどんなものがある? パート3~日本を除く先進国株~
インデックス型投資信託の値動きの指標となる株価指数。
2日目の今日は、日本を除く先進国の株に投資をする「MSCI-KOKUSAIインデックス」を紹介します✨
・MSCI-KOKUSAIインデックス(22ヵ国、1328社)
MSCI-KOKUSAIインデックスとは、MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供する世界の株式を対象とした指数、MSCI All Country World Index (ACWI:アクイ)から、新興国と日本を除外したものがMSCI-KOKUSAIインデックス(MSCIコクサイ指数)です。
また、MSCI World Index (MSCI先進国株指数)から日本を除いたインデックスでもあります。
わかりやすくいうと、アメリカやヨーロッパの株式を投資対象としている指数ということです????
この指数は1986年3月31日に算出が開始されてから30年の実績のある指数で、特に日本の投資家から日本を除く先進国株式投資の物差し(ベンチマーク)として使われています。
MSCI-KOKUSAIインデックスは、MSCI社が定義する先進国23か国から日本を除く22か国で構成されていて、大型株・中型株1,328銘柄が時価総額(価格×流通株数)の大きい順で組み込まれています。
国別の構成比では、市場規模の大きい順に、
米国(65.27%)
英国(7.30%)
フランス(4.04%)
カナダ(3.98%)
ドイツ(3.73%)
その他(15.67%)
となっており、市場規模の大きな米国株式の比率が3分の2を占めるという特徴があります。
つまり、米国の景気動向によって大きく左右される指数ということです????
「日本だけでは心もとないから、安心できる国々に分散投資したい」
「日本円のまま先進国株式に投資をしたい」
という方はMSCI-KOKUSAIインデックスに連動する投資信託に投資すると良いですね(^-^)