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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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お金持ちの時間の考え方

突然ですが、あなたにとって時間とお金、どちらが大切ですか?

 

当然どちらも大切ですが、お金に比べてすべての人が同じように使うことができるのは時間です。

 

誰しもが平等に使うことのできる時間ですが、実はお金持ちの方ほど人生において必ず有限である時間を大切にする傾向があることはご存知でしょうか。
そして、お金持ちが時間を大切にする方法のひとつに「時間を買う」というものがあります。

 

時間を買う、とはどういうことなのか。本日は時間を買うことについて、例も挙げながら書いてみました。

 

■某テーマパークでも時間を買うことができる

 

 

皆様ご存知のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)では時間を買うことができるチケットを売っているのを知っていますか?そのチケットの名はエクスプレスパスというもの。入場券に加えてこちらのチケットを買うことで、アトラクションにほとんど並ぶことなく乗ることができます。

 

アトラクション好きな方にとってはとても価値のあるチケットですが、その値段は7つのアトラクションに並ばずに乗れるエクスプレスパスで、7,600円~24,500円です。

 

価格が変動するのは、時期によって値段が変わるホテルや航空券等と同じ原理で、利用者が多い時期は価格が高くなります。

 

これとは別に入場券も必要になりますので合わせると結構な出費になります。ただ、このパスを持っていると、例えば3時間待ちのアトラクションが指定の時間に行くことでほぼ待ち時間がなく乗ることができてしまいます。

 

貴重な休日の時間を使っていく方にとっては、このチケットを購入することで限られた時間を有効に活用することができます。

 

一方、東京ディズニーリゾート(TDR)にはファストパスというチケットがあります。これも行列に並ぶことなく優先的にアトラクションを楽しめるチケットですが、ファストパスはお金ではなく早い者勝ちで手に入れることができます。

 

そういった意味では、USJはTDRに比べると資本主義的な側面が強いと言えそうです。

 

■お金で時間を買える他の例

 

 

さて、USJのエクスプレスパスは非常に分かりやすい例ですが、他にもお金で時間を買うことができることは多々あります。

 

例えば、目的地に行くのに徒歩ではなくタクシーを使うことや、経営者の方が従業員を雇って経理の仕事を任せる等ということは、時間を買うという行為そのものです。

 

お金を支払うことで目的を達成しやすくなる、ということは誰でもあります。

 

時間は良くも悪くも誰しもが平等に持っているものなので、目的の達成に向けて大幅な時間短縮ができるのであれば、そこに対してお金を使う価値は十分にあると考えることができます。

 

ただし、多くの方にとってはお金も有限なので、何に対してどれだけのお金を使っていくかというのも大事になってきます。

 

■自分の時給(時間単価)と照らし合わせる

 

 

時間を買うかどうかの判断の基準になるものとして、自分自身の時給(時間単価)を上回る効果を得られるか、ということが挙げられます。

 

例えば、時給5,000円の方が、3,000円を支払うことによって1時間の時間短縮に成功するのであれば、費用対効果の面で見ると良い時間の買い方と言えそうです。

 

逆に、時給1,000円の方が3,000円を支払って1時間の時間短縮に成功しても、それは効率的な時間の買い方とは言えません。

 

時間を買う、という概念でもお金というモノサシを使うと効率の良さを判断しやすくなります。

 

お金持ちが上手に行っている時間を買うという方法。ぜひ皆さんも生活の中に取り込んでみてはいかがでしょうか。

 

 

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