ONE QUEST

『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

  1. HOME
  2. ボーナスの価値を高める活用術

ボーナスの価値を高める活用術

突然ですが、この記事を読んでいる方は夏のボーナスは貰いましたか?

夏のボーナスの支給を6~7月に設定している企業が多いので、私の周りでもボーナスを貰ったという声を聞くことが多くなりました。

 

ボーナスは一度に大きな金額を貰えるため、つい財布の紐が緩むという方は多いかもしれません。
それは決して悪いことではありませんが、せっかくのまとまったお金であれば、なるべく効率的に活用したいところ。

 

そこで本日は、ボーナスの価値を高める活用術について考えてみます。

 

◼ボーナスは貰えるのが当たり前?

 

会社員の方は当たり前のようにボーナスを貰っている人が多いかもしれませんが、そもそも世間では会社員であればボーナスを貰えることは当たり前なのでしょうか。

 

ある調査結果によると、今夏のボーナスが支給されるかどうかに関しては「支給される予定」が78.8%で「支給されない予定」が21.2%という回答になりました。

5分の1の方は、ボーナスは出ないと回答していることになります。中にはボーナス分が毎月の給料に含まれて支給されているという方もいらっしゃいますが、「制度があるが支給が見込めない」「制度はあるが、対象外である」が全体の半分程度を占めています。

 

こういった調査結果を見ると、ボーナスが貰えることは決して普通ではなく、とてもありがたいことだと思った方が良さそうです。

 

◼ボーナスの使い道

 

無事にボーナスを貰えた方は、一体どんなことに使おうと考えているのでしょうか。
複数回答が可能な調査で、回答が上位だったものは次の通りです。

 

1位「貯金」73.2%
2位「旅行」28.2%
3位「外食」22.2%
4位「ローン返済」21.2%
5位「子供の教育費」17.9%

最も多いのは貯金で、7割以上の方が選択しています。

それ以外の回答に関してはかなりバラつきがあり、それぞれの家庭の事情に応じて何に使うかは異なるようです。

 

これらのお金の使い方は誰しもが考えることで、普通のボーナスの使い方だと言えます。

 

◼ボーナスの価値を高める活用術

 

これらの回答を踏まえた上で、ファイナンシャルプランナーとしてどうしたらボーナスの価値を高めることができるのかをお伝えします。

 

ボーナスの価値を高めるためには、ボーナスを「貯金」「資産運用」「自己投資」に充てることが最も良いのではないかと思います。

 

まず貯金や資産運用に関しては、ボーナスをコツコツ貯める効果はとても大きいと言えます。
例えば、夏と冬に30万円ずつのボーナスを貯めるだけでも10年間で600万円の差が生まれます。
これを株式の平均利回りである6%で運用できた場合、10年間で投資元金を2倍近くにまで大きくすることができます。

 

また、自己投資にお金を使うのもボーナスの使い道としては非常に有効です。
多少高額の費用がかかる勉強会や習い事でも、その後に一生使えるスキルが身につくのであれば価値はとても高いと言えます。
大きなお金が入ってくるボーナスのタイミングで、こういった自己投資を検討してみると良いでしょう。

ボーナスをどう活用するかは、その後の人生に与える影響もとても大きくなります。ぜひ有効に活用できるように考えてみてください。

 

関連記事