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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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人生の価値を高める方法

人は皆、平等に時間を過ごしている。

 

お金に関しては生まれたときからお金持ちとか、貧乏とか大きな差があるケースもありますが、時間という観点においては皆平等だと思うかもしれません。

 

しかし、時間を「価値」という観点で見ると、必ずしも平等ではなく、「時間を売る」「時間を買う」という視点を持つことで、自分の人生を上手にマネジメントすることが可能です。

 

本日は、私たちが過ごす時間と、その価値について考えてみます。

 

◼時間は平等、価値は人それぞれ

 

2016年の日本人の平均寿命は女性87.14歳、男性80.98歳と言われています。

人によって病気をしたり怪我をしたりといったことで違いは出てきますが、私たちに与えられた人生の時間は約80年ということができます

その中で、1日は24時間、1ヶ月は約30日、1年は12ヶ月という時間を、皆平等に過ごしています。これは、誰でも平等に同じだけ時を過ごしているということになります。

 

しかし、時間の価値は人によって大きく変わってきます。

例えば、時給700円の人もいれば、同じ1時間でも何万円も稼いでしまうような人もいます。
さらに言えば、仕事時間はわずかなのに年収1億円以上を稼いでいる人もいれば、フルタイムで働いていても年収200万円という人もいます。

 

このように、時間を「価値」という観点で見ると、人に与えられた時間には大きな差があるといえます。

 

◼お金を出して「時間を買う」

 

時間の価値が高い方ほど「時間を買う」という考え方を持っています。

 

例えば、経営者が従業員を雇うというのもそのひとつといえます。
自分がやらなくてもいい仕事(営業、経理など)をお金(給料)を払って人にやってもらうことで、自分は自分にしかできないこと(経営など)に時間を費やすことができます。

 

また、不動産投資をやる際にお金を借りるということも、お金を出して時間を買う行為の一つといえます。今買った不動産が将来価値を生むのであれば、金利というコストを払ってお金を調達する(借りる)ことは、その分のお金を貯蓄で貯めることに比べると人生における時間短縮だということができます。

 

◼「時間を売る」「時間を買う」という視点をもつ

 

会社員として働いている方は、自分の時間を売ることによってお金を貰っているということを認識する必要があります。わかりやすくいえば、平日の9~17時という自分の時間を会社のために使うという契約のもとで賃金をもらうことがサラリーマンという働き方なのです。

 

時間を売る場合には、自身の価値を高めて、できるだけ高く時間を売れるように努力すると良いでしょう。

そのためには、余暇の時間で自分磨きをしたり転職をすることも良い方法だと思います

 

そうして自身の価値を高めて、高く時間を売れるようになったら、次は時間を買うことも考えていきましょう。

自分がやらなくてもいい仕事は人に任せ、自分はより価値を生み出すものに時間を費やすことで生産性を高めることができます。

こうして、上手に時間を売り買いすることで、人生の価値自体を高めていくことができます。

 

時間の価値という観点においては全ての人の時間は同じではありません。日々自分の時間の価値を高めていき、その時間を売り買いすることで上手に人生をマネジメントしていきましょう

 

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