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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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保険番外編~学資保険について~

先日の投稿で、「子供が生まれた時に入るべき保険は生命保険」とお伝えしました。

その後、何人かの方から「子供が生まれたら学資保険は入らなくていいの?」とお問い合わせをいただきました。

そこで、本日は学資保険に対する私の見解をお伝えしたいと思います。

◼学資保険はなんの目的で加入するのか

学資保険の一般的な目的としては、

・計画的に学資金を貯蓄するため

・親が死亡した時の保障を用意するため

・子供の医療保障、死亡保障を賄うため

といったことが挙げられます。

これらのことをひとつの保険商品で備えることができるのは学資保険のメリットだといえます。

このメリットについて、私の見解は以下の通りです。

◼計画的に学資金を用意するため

コツコツ毎月積み立てていき、約20年後には最大108%(2018年3月現在)に増えて戻ってくるということですが、これは資産形成(証券運用)の方が効果は高いと思います。

保険とは違い、証券運用は確実にお金が増えて戻ってくるということは約束されていません。

しかし、20年もの間毎月コツコツ適切な資産に分散投資をすれば元本割れになる確率はかなり小さくできます。

それどころか、高い確率で資産を150%~200%にすることができます。

インフレや大学授業料の高騰を鑑みると、攻めることこそ最大の守りだと思います。

◼親が死亡した時の保障を用意するため

◼子供の医療保障、死亡保障を賄うため

これに関しては、それぞれ適切な保険を選んで備えるようにしましょう。

生命保険も医療保険も、適切に選ぶことで安い保険料で十分な保障を備えることができます。

ここまでのことをまとめると、学資保険はお金を増やすという面でも保険という面でも中途半端と言わざるを得ません。

「どうしても元本が変動するものは恐くて夜も眠れない」という方は学資保険でコツコツお金を貯めるべきだと思いますが、そこまででなければ私は学資保険は入る必要のない保険だと思います。

ここまで私の持論をお伝えしましたが、結局は選ぶ商品によってすべて変わります。

ご自分で商品を選ぶことが難しいという方は、お気軽にご相談いただければと思います。

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