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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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日本人は何もしてなくても保険に加入している!?

医療保険を検討する際に悩むポイントのひとつに「どれくらいの保険金のものを用意すればいいのか」ということが挙げられます。

「いざ病気になったときにお金が足りなくなったら怖い」と思う方は多いと思いますし、たしかに病気になったときにお金のことまで心配するのは大変です。

そういった不安から、つい過剰に保険に加入する方がたくさん見受けられます。

しかし、民間の保険に加入する前に知っておいていただきたいことは、私たちは「健康保険」という保険に強制加入しているということ。

例えば、病気になったときに健康保険から以下のような保障を受けることができます。

◼病院窓口の3割負担

→医療費が3割の負担で済むのも健康保険のおかげです。

◼高額療養費制度

→医療費がかさんでしまっても、一般的な年収約370~770万円の方であれば1ヶ月辺りの医療費の負担は約9万円程度で抑えられます。

◼傷病手当金

→業務外のケガや病気で働けなくなった場合に、連続して3回以上仕事を休んだ場合に4日目~最長1年6ヶ月の間、標準報酬日額の3分の2の給付金が貰えます。

簡単にいえば、仕事を休んでいても給料の3分の2を受け取ることができます。

※国民健康保険(自営業など)の方はこの制度はありませんので注意が必要です。

これらの制度を駆使すると、大病を患って長期で入院したとしても自己負担額60万円程でほとんどの病気の治療はできると言われています。

先進医療を受ける際は全額自己負担となるため負担が大きいですが、通常の治療を受ける場合はそれほど負担は大きくないのが実情です。

日本は海外に比べてものすごく社会保障が充実しています。

民間の保険に加入する際は、これらの社会保障制度を理解した上で、それでも足りない部分を補う目的で加入を検討すると良いですね。

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