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『教育が高くつくというなら、無知はもっと高くつく』
〜 ベンジャミン・フランクリン 〜

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自分の枠を広げることが豊かな人生を創る

先日、シンガポールから帰国しました。

今回のコラムは、シンガポールで得られた学びを踏まえて、お金の哲学をお伝えしていきたいと思います。

 

シンガポールには「豊かな人生を送るために人生の枠を広げる」という目的で行ってきました。

これは主に大きなお金を得た後のお金の使い方の分野の話ですが、これから資産を作っていく私たちがこのお金の考え方を身につけることは未来の人生を豊かにするうえでとても大切です。

 

お金の面だけでなく、人生を豊かにするためには「枠を広げる」ということが必要不可欠です。
この「枠を広げる」ということは一体どういうことなのか。

本日は、豊かな人生を送るための方法のひとつである「枠を広げる」ということをお伝えしていきます。

 

◼豊かな人生を送っている人達が大切にしていること

 

シンガポールでは、豊かな人生を送っている人達がどのような考えで、どのようなことにお金を使い、どのように人生を豊かにしているのかということを実際に体験してきました。

 

「豊かな人生を送っている人」というと人それぞれ定義が異なりますが、私が考える豊かな人生を送っている人とは、「お金や時間など、何事にも制約されることなく思う存分人生を楽しんでいる人。自分のやりたいことに好きなだけ時間を費やすことができ、毎日が幸せで心が満たされている人」だと思います。

 

こういった人生を送っている人達が大切にしていること。それは「自分のワクワクすることにとことんお金を使う」ということです。
豊かな人生を送るためには、徹底的にお金を使う必要があるというのです。

 

なぜ、徹底的にお金を使うことが人生を豊かにするために必要なのでしょうか。

 

◼お金の受け皿を大きくする

 

人生を豊かにするために必要なもののひとつはお金です。

お金を得ることで人生の選択肢を多くすることができ、より豊かな人生を選択できるきっかけを増やすことができます。

 

そのお金には、ある特徴があります。それは「受け皿に入る分しかお金は入ってこない」ということです。

コップをイメージするとわかりやすいのですが、100mlしか入らないコップに200mlの水を注いでも、コップに入りきらなかった残りの100mlの水は溢れてしまい受け入れることができません。
お金もまったく同じで、そもそものお金の受け皿を大きくしないことには大きなお金が入ってくることはないし、そのお金を適切に扱うことはできません。

 

つまり、1,000のお金を得るためには自分のお金の受け皿を1,000以上に大きくしておかなければ、1,000のお金が入ってくることはないということです。

 

◼人生の枠を広げる

 

上記で述べたお金の受け皿を大きくするための方法が、人生の枠を広げることです。

そのために入ってきたお金を自分のワクワクすることにとことん使い、人生を豊かにしながらお金をうまく循環させる必要があります。

お金は滞留させてしまうと鮮度がなくなり腐ってしまいますし、お金を使わない(お金の受け皿が小さい)人のところには大きなお金が入ってくることはありません。

 

人生の枠を広げるためには、まずは目先の常識や固定観念を疑う(無くす)ことが必要です。

私も含め、普段何気なく「常識」という枠の中で過ごしている方はとても多いです。さらに恐いのは、この「常識」という枠があることすら気づかないまま一生を終える方がほとんどなのが現実です。

 

しかし、人生の枠を広げるためにはこの「常識」という枠を外すことが必要です。
「常識」という枠を飛び越えて外の世界に目を向けないことには、大きく枠を広げることはできません。

その枠は誰かの協力なくしては外すことは非常に難しいので、こういった価値観を持った人達がいる環境に身を置く必要があります。

 

豊かな人生を送るためにはお金について学ぶことは当たり前で、その上でお金をどう考えて扱っていくかが大切です。

この先の人生を豊かにしたいと考えている人はぜひ今日からお金について学んでいきましょう。

 

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