医療保険って本当に必要?知っておくべき高額療養費制度!
でも、そもそも保険に入るべきなのかを知っておくと良いよ。
でも万が一の時、数百万円もの治療費を出せないし…。
高額療養費制度って聞いたことあるかな?
漢字が続いていて難しそう。。
なるべくわかりやすく解説していくね。
健康保険には加入していますか?
おそらくほぼ全ての方がこの質問には「YES」と答えるでしょう。
日本はアメリカなどとは違い、すべての国民が何らかの公的医療保険に加入し、
お互いの医療費を支え合う国民皆保険制度が適用されています。
「国民の健康増進に資する」という考えから生まれたものなので、
その目的のために入院や治療が必要であれば、適用範囲内となります。
そして入院費用が高くなり、経済的負担が増大するのであれば「高額療養費制度」を利用できます。
これを知っておくことで、万が一大きな病気になってしまったとしても、慌てずに対応することができますし、
必要以上の医療保険に加入しないで済みます。ぜひ覚えておきましょう。
家計に対する医療費の自己負担が大きなものとならないよう、
月ごとの自己負担限度額を超えた場合、その超えた分の金額を支給する制度を高額療養費制度と言います。
健康保険が適用される医療を受けた時には、月に10万円以内の支払いで済む場合がほとんどです。
一般的な年収の方の場合は下記の図の通り、100万円の医療費がかかったとしても8万円代で済みます。
治療費のうち、健康保険が適用外の診療においては高額療養費制度の対象外となりますが、
特別な治療を受けたいという場合を除いては、基本的には健康保険が適用されます。
現在の日本で主流となっている手術・化学療法・放射線治療の「がんの三大療法」もすべて健康保険が適用されます。
通常であれば、一時的に医療費を全額を支払う必要がありますが、
事前に「限度額適用認定証」の交付を受けて医療機関の窓口に提示することで、支払額が自己負担限度額までとなります。
医療費が高額になることが事前にわかった時や、自分や家族が入院したタイミングで限度額適用認定証の申請を検討しましょう。
この制度があれば、医療保険は不要ですか?
例えば、貯金が全くない人は10万円の支出でも大ダメージだったりするだろうからね。
ただ、家族構成や性格によって変わることもあるから、
今度まいちゃんの場合は必要なのかを話してあげるね!
高額療養費制度などの社会保障制度を知っておくことで、無駄な保険への加入を避けることができます。
保険の見直しだけでも生涯で1000万円以上変わるケースも多いです。
自分の加入している保険が本当に適正なのか?気になる方はお気軽にご連絡いただければと思います。