金融の勉強を通して、「今」を考えるようになりました。
こんにちは。株式会社ワンクエストでともに活動している萩原駿介と申します。
普段は窓やトイレ・キッチンなどを製造しているメーカーで、法人様相手に営業をかける仕事をしています。金融機関に勤めている訳でもなく、メーカーのサラリーマンです。
そんな私が、こうやってワンクエストの体験談を書けるのを大変嬉しく思います。
普通のサラリーマンの私が、金融の勉強と金融教育活動をしている理由を少しお話させていただきます。
私は埼玉県で3人兄弟の末っ子として生まれ、九州男児の厳しい父と、埼玉生まれの優しい母に育てられました。
生活面ではお金について不自由だと感じたことはほとんどありません。そんな環境で両親に育てていただいたので感謝の気持ちでいっぱいです。小・中・高校・大学と親の優しさと思いやりを受け、友人に恵まれて楽しく毎日を過ごすことができました。
就職活動は父が建設系で働いていた影響でその業界をみており、職種は経験を積みたくて営業という軸で探していました。そこで入社したのが業界ナンバー1の大手で、当時はグローバル展開をしていくと言われていた住宅設備機器メーカーでした。
入社してからは挫折続きでした。就活の説明会で聞いていた「グローバル展開しているスマートな企業」というイメージとは全く違い、現地の営業部隊の仕事は泥臭く体育会系で私にとって衝撃的でした。
私はなよなよしてて気が利かず、仕事がまったく出来なかったので、先輩方からは「ゆとり世代だからな」「あいつは本当に仕事ができない」と言われていました。当時、言われて悔しかったですが言い返せなかったのを覚えています。
過去に大きな挫折を経験したことがなかった私は素直になることが出来ず、心の中では「環境が悪い」「仕方ない」「周りのせいだ」と他責にしていました。自分の弱さとしっかり向き合えていなかったんです。
入社3年目の時に忙しくなり、家は寝るだけの場所、休日は気づいたら事務所の椅子に座っていた時期がありました。ほぼ強迫観念に近いもので、そんな生活を半年続けていたらストレスで体に異変が出て、食べたものを吐いたり、血尿が出たり、キーボードを打つ手の震えが止まらなかったり、夜に肩が痛く眠れなかった時もありました。
ミスも多くなりクレームやトラブルが続いて社内とお客様からの評価も下がり、成績は未達続きで毎日が嫌で嫌で仕方がありませんでした。自分の中で「恥ずかしい」「みっともない」というプライドが邪魔をして、そんな状況を周りの人に相談することもできなかったんです。休日でも仕事のことを考えて、いつも胸が苦しく胃の上に重い石が乗っている感覚でした。
「心身共にこのままじゃもたない」と思っていましたが、目の前の仕事のことで他のことを考えることができませんでした。どうすればいいかわからなかったんです。世間は広いはずなのに、狭い自分の世界で自分の見える範囲を狭めていたんですよね。
ちょうどそんな時に、大学時代から親しい友人の細川君(体験談にも登場しています)に誘ってもらいマネースクールに行きました。
当時は「社外の交流を持ちたい」という気持ちと、漠然とした「将来のお金の不安」があり、細川君が言うなら信頼できると思い興味本位で参加したのを覚えています。
この時の「参加する」という小さな選択が、自分の進んでいるレールのポイントが切り替わった瞬間でした。
そこには代表の井 章弥さん、取締役の吉沢 賢人さんたちがいました。他にもいろんな業界の同年代の方がいて、一人ひとりが真剣に将来のことを考えて今を楽しみながら金融の勉強をしていたんです。当時の内向きな考えの私にとって、同世代の学びの光景が眩しかったのを覚えています。
それから一緒に金融の勉強をスタートし、自分で理解した上で資産形成をするようにもなりました。
スクールの様々な業種の人と将来の事を考えて勉強する時間がすごく楽しかったです。また、視野が狭くなっていた私にとって、同世代が将来のために勉強して各々頑張っている姿は刺激と日常のやる気に繋がりました。仕事だけだった私にとって霧が晴れた感覚でした。
ありがたい事に、講師としても何度か研修をさせていただきました。
ワンクエストに入会し、「お金の知識を広めること」は「個々人の自己実現を応援すること」に繋がるという企業理念に共感し、今では一緒に金融教育を広める活動をしております。
私たちには自分がやりたいことを阻むものがあります。それは「お金」の問題です。
「転職したくても今より待遇が下がり生活が厳しくなる」「子供に教育費をかけたいけど家計が厳しい」など、ほとんどの人が直面することだと思います。なのに、親からも学校からもしっかりと社会保障・税金・保険・不動産・投資のことについて教えられることはなく、お金の勉強をしないまま大人になります。誰しも直面する問題なのに、教わる環境がないという矛盾があります。
ある時、友人から資産形成の相談がありました。適切に見直し将来の備えを作り、不安を少しでも解消できた時に、その友人から言われた言葉がありました。「萩原さんと出会えて良かったです。本当に良かったです」と。
またある時、仕事で悩みを抱えている女性の友人でワンクエストに参加しているうちに金融の勉強に興味が湧き、一緒に勉強することになりました。その時に「本当に感謝してる。」と言ってくれました。
私にとってこの言葉がとても嬉しかったのを鮮明に覚えています。金融の知識を伝えることや、一緒に勉強ができる環境を伝えることは、相手の悩みを少しでも解消できて、将来を見据えて今を楽しく生きる手助けが出来るんだと感じた瞬間でした。
また、それは「お金だけでは得られない幸せ」を感じた瞬間でもありました。
オフ会の時の集合写真です。勉強だけではなく、横のつながりができるのも楽しいです。
「お金について勉強することは人生について考えること」という言葉がありますが、これは本当だと私は思います。
もちろんお金について勉強して、自分が得できるようになったのも良かったですが、1番良かったのは将来を真剣に考えている同年代の人たちと巡り会えたことです。
周りの人達の幸せを真剣に考え、前向きになって、今を一所懸命に生きているワンクエストの人達といる中で、私も「今を一所懸命に人のために生きよう」という考えになりました。
「人のために仕事をして」その結果感謝されるのが私の一番のやりがいです。そう考え仕事の取り組み方も前向きに変わり、お客様からの信頼と社内の成績が結果的に上がりました。いま住宅設備機器メーカーの営業成績では、関東で1番を狙えるところまできています。
今はやりたいことがない。毎日充実してるけどなにか物足りない。とモヤモヤを感じている方が多いと思います。
ワンクエストは「自己実現を応援」しあえて、話しにくい「お金の話が出来る環境」があります。
お金について勉強することが、人生について考える1つのスイッチになると私は実感しています。
同じ悩みを感じている仲間が、将来に真剣に取り組んでいる姿をみると「自分にだって出来るはず!」って思えてきます。そうやって自分のこころに明かりをつけて、見える範囲を一緒に広げて行きませんか?
一人ひとりの将来に寄り添いながら、応援しあえる環境が有ることは、きっと「人生の本当の豊かさ」に繋がるはずです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。
また、皆さんとワンクエストでお会いできることを心から楽しみにしています。