安全な資産の持ち方って??
資産形成をしていくなかで、安全性という観点で投資を考えるのはものすごく大事なことです????
これから資産形成を考えている人でも、「絶対に元本を減らしたくない!」という方もいるのではないでしょうか??
そこで、今回は資産形成における安全性について考えてみたいと思います(^-^)
では、そもそも安全な投資商品ってなんでしょうか?
多くの方は、
「日本円で元本が減らないこと」
を重視していませんか?
このような商品は身近にたくさんあります。
それは、例えば銀行預金であったり、個人向け国債ということになるわけです。
銀行の普通預金の金利は0.001%、個人向け国債であっても金利は0.05%と微々たるものですが、それでも銀行や国が元本を保証してくれているという意味では安全な商品になるでしょう。
でも、ここでよく考えてみてください。
その資産の持ち方は、本当に安全でしょうか?
通貨としての側面でいうと、日本円だけで資産を持っている=日本円の価値が下落すれば資産価値は小さくなる、ということになります。
つまり、円安が進むと海外からの輸入品などは実質的に価値が上がり、購入しづらくなります????
こういったことを踏まえると、日本円で元本を保証されているというのは、必ずしもその金額に対するお金の価値が保証されているわけではないということになります。
お金のことを考える上でポイントになるのは、
「お金は、「金額」ではなく、「価値」によって成り立っている」
ということです。
こうした意味ではいくつかの資産(株、不動産、外貨、債券等)に分散して資産を保有するというのは、たとえ値動きがあって一時的に損失となることはあったとしても、結果的には日本円で元本保証されている商品を保有するのに比べて自分の資産を守ることに繋がります
「分散投資が大切」とは良く言われますが、それは様々な事態に対応できる資産の持ち方をする、という意味です。
銀行に資産を預けるだけでは、円安にもインフレにも日本という国のリスクにも対応できません。
昔とは違い、日本は様々な側面で大きく変わってきました。
その中で、真に安全な資産の持ち方について一人一人が考える必要があるのではないでしょうか?