金融商品を買う前に最低限知っておかなければいけないことは？

日本人の90%以上の方が加入している保険。

保険商品は昔から日本では身近に存在し、自宅でも銀行でも街中の代理店でも気軽に契約できることから多くの方が利用している金融商品です。

ですが、「保険」という商品の役割や目的をわからないまま、なんとなく契約している方が多いのが現実です。

実際に保険を契約している人のうち、商品に満足している方は約３割にとどまり、残りの約７割の方は自分の求めていた目的とは違い、商品に満足していないと言われています。

こういったミスマッチを防ぐために保険を含む金融商品を契約する前に、最低限知っておかなければいけないことがあります。

それは、それぞれの金融商品（金融機関）の役割（目的）を認識することです。

これを知らないまま金融商品を契約してしまうと、自分の目的とは違った結果になってしまうことになります。

世の中の金融商品（金融機関）は「銀行」「保険」「証券」の３つに大別することができます。

それぞれの役割は

◼銀行

お金を預ける、お金を借りる

◼保険

お金を守る、万が一の時の保障をする

◼証券

お金を増やす

ということです。

最近は外貨建保険をはじめ、保険で資産形成をしようとする方が多くなってきましたが、それが「お金を増やす」という目的なのであれば保険ではなく証券を選択する必要があります。

金融商品を契約する際は、「自分の目的」を明確にしてそれに見合った商品を選べるようになりたいですね。