
海外ではクレジットカードを使おう!
みなさん、こんにちは
株式会社ワンクエストの竹澤です。
あら、まいちゃんが相談があるようです。
実は、海外ではクレジットカードを上手に利用することで、よりお得に海外旅行をできるかもしれません。
本日はその方法について紹介させていただきます。
海外旅行をするときに現地のお金に両替する方法として、空港にある両替所を利用される方は多いかと思います。
両替所で外貨への両替を行うと、手数料として約4~10%程度がその時の為替レートに上乗せされます。東南アジアなど、マイナ―な通貨への両替であれば20%程度の手数料が上乗せされることも珍しくありません。
お金の両替に払う手数料としては、ちょっと高すぎますよね。。。
一方、クレジットカードを海外で利用した場合、「マークアップレート」と呼ばれる、カード会社が海外加盟店からの売上を処理するための事務手数料が上乗せされます。この利率はカード発行会社によって異なりますが、2%程度に設定しているカード会社が多いようです。
自分が使っているクレジットカードのマークアップレートを知りたい場合、カード会社のホームページに記載されていますので是非見てみてください。
参考:代表的なカード会社のマークアップレート
Visa | Mastercard | JCB | American Express | |
三井住友カード | 2.00% | 2.00% | – | – |
楽天カード | 1.63% | 1.63% | 1.63% | 2.00% |
三菱UFJニコス | 2.00% | 2.00% | 2.00% | 2.00% |
クレディセゾン | 1.63% | 1.63% | 1.60% | 2.00% |
※表は筆者作成
また、海外での利用でも、国内利用と同じようにポイントを得ることができるのも、大きなメリットとなります。
例えば、楽天カードはポイント還元率が1%ありますので、実質の負担額は0.63%となります。(Visa/Mastercardブランドの場合)
これらをまとめると以下のようになります。
空港などの両替所 : 4~20%の手数料がかかる
クレジットカードの利用 : 2%程度の手数料で済む+ポイントで1%程度還元される
どっちがお得か、一目瞭然ですね!
万が一、不正利用が行われた場合であっても、クレジットカードには不正利用を保証する保険がついています。
そのため、いつ、どこでも、安全にクレジットカードを利用することができます。ただし、多くのカード会社が不正利用された後、60~90日以内にカード会社に連絡する必要があります。
普段から、月に1回はカードの利用明細を見て、身に覚えのない利用がないか確認するようにしましょう。
また、クレジットカード裏面に署名がないと、不正利用された場合でも、保証がされません。カードを受け取ったら必ずサインをするようにしましょう。
上記の他に注意点として、クレジットカードを海外で利用した場合の為替レートは「カードの利用日」ではなく、「カード会社が売上を処理した日付」となります。
そのため、カードを利用した後に為替レートが大幅に変動した場合などは、請求金額が想像より多くなってしまいます。
最近は海外でもカードの使えるお店が増えてきています。現金の両替は最小限にしてお得に海外旅行を楽しんでいただければと思います。