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『オマハの賢人』ウォーレン・バフェットとは?

みなさん、こんにちは
ワンクエストの竹澤です。

竹澤さん、この前テレビで見たこの方知ってますか??
まいちゃん
まいちゃん

これは、私が尊敬してやまない、ウォーレン・バフェット先生じゃないですか!

 

ウォーレン・バフェットとは

ウォーレン・バフェットは「オマハの賢人」と呼ばれる世界三大投資家の一人です。
1930年に米国のネブラスカ州オマハで生まれ、現在もオマハに暮らしながら投資会社バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOを務めています。
バークシャー・ハサウェイは時価総額世界9位の企業で、バフェット自身もジェフ・ベソスやビル・ゲイツに次ぐ、世界第3位の資産家です。
ではなぜ、バフェットが世界三大投資家と呼ばれるようになったのでしょうか。

 

バフェットの幼少期

バフェットは、幼少のころ、新聞配達をしていました。効率よく新聞を配るため、遠くからポストに新聞を投げ入れるコツを習得し、89歳になった今でも、バークシャーの株主総会で、一般参加者と「新聞投げ入れ対決」を催しています。
また、コカ・コーラの6本入りのパックを25セントで購入し、1本5セントでバラ売りしていたり、ゴルフ場の池でゴルフボールを拾ってはパッケージにして販売してたりと、小さい時から自分でお金を稼ぐ力を発揮しています

11歳にして初めて株式を購入しますが、買った直後に株価が大幅に値下がりしています。なんとか購入時の値段に戻ったため、売却しましたが、株価は大幅に上昇し、儲けをみすみす手放したことを後悔します。
バフェットは「この初めての株取引で、投資には忍耐が必要であると学んだ」と語っています。

 

グレアムとの出会い

大学を卒業したバフェットは生涯の師匠となるベンジャミン・グレアムのもとで働き始めます。グレアムの元で学んだのが、今日までのバフェットを支えた「バリュー投資」です。

バリュー投資とは「企業本来の価値よりも株価が低ければ買う」というものです。一見簡単そうに聞こえますが、本当の意味での『企業の価値』を図ることはとても難しいものです。しかし、バフェットはそれを実践します。

アメリカン・エキスプレスやコカ・コーラなど、アメリカを代表する会社の株を不祥事等で株価が下がったタイミングで購入します。そして、それらの企業の株価が高騰したことで、バフェットは巨額の富を築き上げていきます。

 

バフェットの実績

バフェットは投資において、驚異的な実績を残してきました。1965年から2014年までの50年間で比較すると、なんと年率で約20%もの数字をたたき出しています。アメリカの平均株価と言われるS&P500が約10%ですので、この数字の凄さが分かるのではないでしょうか。
もちろん、これは複利運用されていますので、1965年のバフェットの1万円は、50年後には75億1113万円になっているということです。

■1965年から2014年までの収益率■

年収益率(複利) 全期間の収益率
バークシャーの経営成績 19.4% 751,113%
S&P500の成績(配当込み) 9.9% 11,196%

マネックス証券より

オマハの「変人」

バフェットはコーラが大好きです。特に、甘いチェリーコークを愛飲しており、高齢になったいまでも1日に5本のチェリーコーク飲んでいるそうです。
これをバフェットは「チェリーコークがおいしいことはわかっているのだからほかの飲み物に手を出す必要がない」と言っています。

これは彼の「自分が事業内容を理解できる企業にのみ投資をする」という哲学の延長でもあります。私生活にまで、これほどまでの拘りを持ちこむ姿勢があったからこそ、世界三大投資家と呼ばれるようになったのでしょうね。

注:本記事は2020年6月1日時点の情報です。

 

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